2018-11-14 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
そこで、外務省にお尋ねしますけれども、この協定は、ガット、関税及び貿易に関する一般協定の上ではどういう扱いになるのでしょうか。ガット協定一条では、ある国に与えた関税を下げるなどの有利な待遇はほかの全ての国にも適用されるという最恵国待遇の原則が定められています。ガット協定一条の例外を定めた二十四条に適合させるということでしょうか。
そこで、外務省にお尋ねしますけれども、この協定は、ガット、関税及び貿易に関する一般協定の上ではどういう扱いになるのでしょうか。ガット協定一条では、ある国に与えた関税を下げるなどの有利な待遇はほかの全ての国にも適用されるという最恵国待遇の原則が定められています。ガット協定一条の例外を定めた二十四条に適合させるということでしょうか。
一九四八年発足のガット、関税と貿易に関する一般協定は、第二次世界大戦の要因にもなった各国の保護主義を是正するためにつくられた仕組みです。この仕組みは、日本経済を含む世界経済の成長に貢献してきました。自由貿易体制は、世界の平和を望む諸国民に平和の恩恵を広くもたらすものであります。
一九三〇年代の不況後、世界経済のブロック化が進み、各国が保護主義的な貿易政策を設けたことが第二次世界大戦の一因になった、こういった反省から、一九四七年、ガット、関税及び貿易に関する一般協定が作成され、ガット体制が一九四八年に発足をいたしました。
○島村国務大臣 このクリントン大統領の報道の中では、九三年のガット、関税貿易に関する一般協定、いわゆるウルグアイ・ラウンドの決着以来初めて日本の米市場にも言及をし、いわば自由化の圧力をかける、こういうことを盛り込んだ、こういうふうに報道されているところであります。 たまたま私は、OECDの農業大臣会合でグリックマン農務長官とお会いをしました。
私のような新参者のアイヌの農家が、ガット、関税貿易一般協定という言葉を初めて知ったのは日本が戦争に負けてからずっと後、昭和三十年代のことであります。しかも、私はこのガットなるものは日本の農業や私たち農家の生活を守ってくれる制度なのだとまじめに考えていたものであります。農産物の輸入の割り当て量を決めるとか関税率を決めることは政府が農家を保護するための政策の一つと思っていたのであります。
もともと酒税格差問題が本格化しましたのは八六年の十月、イギリスがスコッチウイスキーの税率についてガット、関税貿易一般協定に提訴したのが発端であると言われております。今回の改正案を国会提出と同時にEUとは合意ができたわけでございます。五日付のロンドン・タイムズによりますと、三十年戦争に勝利という表題で論説が発表されておりますし、結果的にはEUは満足しているという報道がなされております。
したがって、以下、具体的な内容についてお尋ねをしてまいりますが、従来からダンピングに対してはガット、関税貿易一般協定、現在はWTO、世界貿易機関に引き継がれている協定によってダンピングを防止するという措置が取り決められておるわけです。
○羽田内閣総理大臣 今お話のあった問題は、サービスの問題そして知的所有権の問題、これは今までのガット、関税と貿易一般協定、この中には実はなかった問題なんですね。
○東(祥)委員 中国の李鵬首相は、三月十五日の全国人民代表大会における政府活動報告で、ガット、関税貿易一般協定締約国としての地位は必ず回復されなければならないと述べて、ガットの設立メンバーの一員としての復帰に強い意欲を示しておられます。 中国は、ウルグアイ・ラウンド開始直前の八六年七月にガット加盟を正式に申請しておりますが、現在に至っても加盟が認められていない。
やはりこのガット、関税及び貿易の一般協定というものは、ガット・ウルグアイ・ラウンドという名称によってうたわれている。しかし、委員の御指摘のように、この歴史、またこれの内容というものが一般国民の方々に十分認識されているかということをいえば、私はなかなか御理解をいただいている方も少ないのではないかと思います。
まず、けさほどガット、関税貿易一般協定に基づくジュネーブでの会議の模様が既にテレビ、新聞等で報道されておりますが、調整が難航されて、来年二月の理事会で決着をつけるやに承っておりますが、これまでの経緯と、さらにこれからこれに対する対処について、まず外務大臣の所見を伺いたいと存じます。
もう一つは、今回の電電公社の民営化に伴って、ガット、関税、貿易の一般協定でありますが、これを政府調達コードに基づいて実施されているわけですが、電電公社の資材調達、こういうものについては協定をさらに延長する、合意を見ているというようなことを聞いているのですが、この点はどうでしょう。 もう一つは、日本側の各分野ごとの輸入目標を決めさせるべきだ、こういう意向ですね。
いま自由貿易の問題がいろいろ出ておりますけれども、この自由貿易をたてまえとして諸外国との貿易を行っていこうというわけですが、現実から見ますと、どうやらこの自由貿易というのはたてまえであって、いわゆるガット、関税・貿易一般協定にどうも違反している面が多々出てきているんじゃないか。
国際的にはガット、関税貿易の一般協定等いろいろな取り決めがあるわけでございます。安易な形でこのようなものが進むことについてはいかがなものかという感じがあるわけでございますが、その点について基金としての判断あるいはまた外務省としての考えをお伺いしたいと思います。
今回、日本政府がいわば初めてガット関税交渉に非常に積極的な役割りを果たしたというふうにも伺っております。いま申しましたように、交渉は比較的最近に集中して行われたように思われますけれども、しかし、今回の東京ラウンドが行われるという背景には、前回の第六回関税交渉、ケネディ・ラウンド終了以来直ちに次期ラウンドということが胎動したということもあるように思われます。
○河上委員 相互に最恵国待遇を与えることになっておりますけれども、たとえば日中間の関税といわゆるガット関税との関係はどうなるのか。 また、これまでございましたいわゆるココム制限という、冷戦の遺物でありますけれども、これにつきまして、オーストラリアなどはココム非協力宣言を出しておりますけれども、日本政府もこの問題をどういうふうに解決されるか、この二点を伺いたいと思います。
いわゆるガット関税、関税定率表による関税という問題ですけれども、この点についてはどういうお考えなのかということが一点と、それからやはり人間の往来という問題がこれに関連してくるわけでございますけれども、出入国法案に関連して、その問題はこれとは切り離されるのかどうかという問題、ちょっと技術的な問題ですが、非常に重要な問題ですから、政府の見通しをひとつお話しいただきたいと思います。
○山下説明員 これも先生御承知のとおりで、ケネディラウンド以降ガット関税を、中国はメンバーでございませんけれども従来ともそれを均てんするように努力したわけでございます。その方針は変わりありませんし、さらに今後の中国の政治的な地位の向上に合わして促進される、こう思っております。
○村田委員 その際に、いわゆるガット、関税及び貿易に関する一般協定でありますが、高雄地域の場合はガットに加入しておりませんからその関係はございませんけれども、日本の場合は三十年九月十日にガットに加入をしておりますから、これとの関連で支障のある問題もありはしないかと思います。これは外務省の所管だと思いますが、大臣いかがでございますか。
○戸叶委員 私よくわからないのですけれども、この点は説明していただきたいのですが、日本の関税で、基本関税率とガット関税率と便益関税率とあるわけですね。その場合はどれが一番有利なんですか。これは私知識がないものですから、参考までに聞いておきたいのです。